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2017.05.24雑記nono

「自転車技士」「自転車安全整備士」とは?

写真の車輪は実際の実技試験で使用されるものとは異なります

先日のブログ「自転車は未完成品!?」で「量販店であっても、キチンと勉強をし知識を持っている方もいらっしゃいます…」と記載しましたが、 そのひとつが「自転車技士」「自転車安全整備士」の資格を持っているということではないかと思います。

双方とも、2年以上の実務経験があることが受験条件となっており、その上で、筆記試験、実技試験に受かる必要があります。 筆記試験に関しては、自動車の普通免許を持っていれば、それほど難しいものではないと思いますが、実技試験に関しては、2年間の実務期間では場合によってはまったく経験する機会のない「車輪組」が含まれるため、これが一番の難関になる方がほとんどではないでしょうか?

試験で行う車輪組とは、多段式の後車輪を一旦分解し、再度組立を行うのですが、分解に関してはひたすらネジ(ニップル)を緩めていけば誰でも出来ますが(厳密にはいきなりスポークの張力が偏らないよう、まんべんなく徐々に緩めるべき)、組立に関しては、「あやとり」と言う、バラバラになったリム、ハブ、スポークを仮組みする作業が第一の難関、そしてその後、車輪が歪まない様に、スポークに均等に張力を掛けるようにして仕上げていくのですが、これも簡単ではありません。

実は私、高校生の時に汚れた自転車をピカピカにしようと、車輪をばらした事があります。 スポークの均等な張力でバランスを取り歪まない様になっている、などという知識を持たずに組み立てたので、言うまでもなく車輪は大きく歪みました。 当時はその理由がわからず、近所の自転車屋さんに泣きついたのですが、スポークを均等に締め込む事を教わり、ほぼほぼ丸一日をかけて車輪を組み立てた思い出があります。

さて、そんな「自転車技士」「自転車安全整備士」試験の受験受付が昨日5月23日から始まっております!受験される皆さんが一発合格できるよう、お祈り致します!!


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